この素晴らしい世界に祝福を!(以下:このすば)は、2016年からアニメ化された作品です。
原作はWebサイト「小説家になろう」に投稿されていた小説で、文庫版、漫画版、アニメやゲームなど幅広くメディア展開されています。
最近では、2021年7月に新作アニメの制作が発表されたことで話題になりました!
アニメ3期なのか?映画なのか?オリジナルアニメなのか?
内容は未定ですが、「このすば」をまだ観たことがない方は今のうちに予習しちゃいましょう。
この素晴らしい世界に祝福を!アニメシリーズ あらすじ
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、
交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、なんと生活費の工面だった!さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。
そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまい―――!?平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?
引用元:http://konosuba.com/1st/
あらすじにも書いてありますが、とにかくキャラクターの個性が強い作品です。
ギャグアニメと聞くとハイテンションな会話が続いたり、観るのも少し体力が必要なイメージですが…
「このすば」はストーリーのテンポも良く、作画も良く、勢いあるギャグとシュールなギャグのバランスが良く(笑)
多くのファンに支持されている理由が作品を視聴するととても良くわかります。とにかく…面白いんです!
映画版「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」は2019年に公開された作品です。
テレビアニメシリーズ第2期の後のお話で、原作では第5巻の内容になります。
なのでアニメ第1期、第2期を観た後で映画「紅伝説」を観れば「このすば」新アニメの予習はバッチリです!
「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」あらすじ
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。
「私、カズマさんの子供が欲しい!」
事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?引用元:http://konosuba.com/
見どころ・感想
この映画は、アニメから入ったファンなら心から楽しめます。
神作品と感じる人も多いと思います。
それ程出来がいいと言われている作品です。
ですが、原作から読んでいるファンとしてはオリジナル展開に複雑な気分になる方も…。
作品としての出来が良いだけに、原作の一部がカットされ映画版としてリメイクされていることに残念な気持ちが強くなってしまうんです。
かく言う私も原作派です…
納得いかない部分もありましたが、何回も観返すにつれ「やっぱりこのすばは最高」という所に落ち着きました(笑)
抱く感想は人それぞれですが、完成度は近年のアニメ映画の中でもかなり上の方に来ると思います!
ギャグの面白さ、綺麗な作画、テンポ良く進むキャラの会話とストーリー。
「このすば」の良いところをそのまま劇場版にしてます。
そして、「このすば」ならではのキャラクターの魅せ方の上手さ!
2020年に配信開始されたスマホアプリゲームにも制作陣の「原作愛」が詰まっていると話題ですが、映画にもギッシリ詰められた制作側の愛情が伝わってきます。
「このすば」には個性豊かすぎる女の子が沢山出てきますが、今回はめぐみんにスポットライトが当たっています。
アニメで謎に包まれていためぐみん&ゆんゆんの過去が笑いあり涙ありで明かされていく、そんなストーリーでした。
今までめぐみん苦手だったけど、今回の映画でハマった!という感想も見かけます。
それくらいめぐみんが輝いてる作品です。
じゃあアクアやダクネスなど、他ヒロインの出番は少ないの?
と言われると、確かにめぐみんに比べると出番自体は少ないです…
…そこは仕方ない。
今回のメインヒロインはめぐみん&ゆんゆんですから!
個人的にはアクア推しな私ですが、では物足りなかったか?と聞かれたら大満足ですと答えられます!
ほんのりネタバレになってしまいますが、ラスト間際のカズマからアクアへの「相棒」呼びにはぶわわっ…と込み上げるものがあります。
勿論ダクネスのドMっぷりも絶好調です(笑)
どのキャラもちゃんと魅せ場があるのは、流石の「このすば」としか言いようがありません。
アニメも映画も非常にテンポのいい作品なので、まだ一度も観たことがないという方も、視聴し始めたらスルスル観れると思います。
是非、新作アニメ公開前に一度視聴してみてくださいね!